前回の記事、「InDesignでカンタンに冊子印刷ができる! その2」で印刷する方法をご紹介しましたが、今回は自動で面付けを行った状態のまま、PDFに変換する方法をご紹介します。
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PDF変換ができなくて困った
ウィズちゃん
A4サイズで自動面付けしてA3両面印刷できるようになったけど、、PDF化ができない!
InDesignでPDF化したくても、私と同じくできなくて困っている人は多いんじゃないでしょうか。書籍を漁ってみても載ってないし、ネットを検索してみても、少なかったりよくわからなかったりです。
たどり着くまで結構時間が掛かりました。。
なので、備忘録もかねて画像を使ってわかりやすくその手順を解説します。
全体の流れ
- InDesign(インデザイン)で、冊子をデザインする
- ファイル>ブックレットをプリント(設定)
- Psデータを書き出す
- 「Adobe Acrobat Distiller」を使ってPDFに変換
- 完成!
InDesign(インデザイン)で、冊子をデザインする
InDesign(インデザイン)の新規ドキュメントの設定・作成方法は前回の記事を参照してくださいね。
ブックレットをプリント
- ファイル>ブックレットをプリント をクリック
プリント設定
- 「ページをすべて」にチェック
- 「ブックレットの形式:見開き-中綴じ」を選択
- 「プリント設定」をクリック
PostScriptを選択
- プリンターを「Postscriptファイル」を指定選択
- PPDを「デバイスに依存しない」を指定選択
トンボの設定
- 「トンボと裁ち落とし」を選択
- 裁ち落としを「0mm」に設定
プレビュー確認
- プレビューをチェック
- プリントをクリック
- .psデータの書き出し先を求められるので、任意の場所へ書き出し(今回はデスクトップ)
すると下記のようなファイルができています。
Adobe Acrobat Distillerを起動・設定
- Macの検索機能から「Adobe Acrobat Distiller」を検索してソフトを立ち上げます。
- そして次の設定を行っていきます。
- 設定>Adobbe PDF設定の編集
- 一般>ドフォルトページサイズを上図のように、A3用紙サイズに変更します。
- 幅:420 高さ:297
- 別名で保存..をクリック
- 名前を付けて保存しておきます。
psデータを開く
- 設定が完了した段階で、さきほど書き出していたPsデータを開きます。
※確認画面がでますが、かまわずOKをクリックします。
PDFの書き出し
- 開いたファイルが表示されているので、ダブルクリックするとプレビューが起動します
- あとは、プレビューの「ファイル>PDFとして書き出す」から書き出すだけ!
やったーー!!!できました!!
無事、ブックレットからPDFに変換することができました。
ウィズちゃん
あなたの成長のお役に立てる記事になれると嬉しいです。